冬季五輪(ゆきわざくらべ)を詠む

よものうみ をさ重ね来て とつくにの 人さはに満つ 雪のまほろば

真木柱 高く太知り すめろぎの よしとみたまふ 雪の広庭

風のむた 咲きてうつろふ ちよろづの 花とみるまで 靡けこの旗

みこもかる 信濃の雪の ふかければ 妹さむからむ やすくませ妹

ぬばたまの 黒きをのこも 白妙の 雪にあざれて たのしぶらむか

鶴じもの 翔るをのこに いにしへの からのひじりは なほ如かずけり

さきくさの 中のうてなに 立つ君の 胸かがやかに こがね照り映ゆ

風まじり 雪はふれども 天飛ぶや 軽きとびいた はきて君とぶ

言はむすべ せむすべ知らに むせびつつ 原田は笑まふ 泣くがごとくに

おほてらや 息もましろに しののめを 行ひすます こゑとよむなり


●記録者 堂島屋 [202.250.240.254]
●記録日 02/19(木)14:50

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