七夕のうた 七首

駅ぬちに わわけさがれる 笹の葉の さやかに光る けふの朝は

子らかけし 願ひの数の 短冊を みれば嬉しも 末の世なれど
   
そのかみの 短冊にせし 吾が願ひ 清(すが)しと思ふ いとけなくして

ありわびて 歌よむ人よ 短冊に 書くべき願ひ 君は持たずや 

かささぎの 橋は越ゆとも 争へる 国の境は 越ゆべくもなし  

天の川 ふりさけみれば 無数億(むしゅおく)の 仏の国の ほの光るなり

ひさかたの 天つ妹背に たぐへてぞ けふ逢ふ人を 我は愛(かな)しむ 


●記録者 堂島屋 [202.250.240.254]
●記録日 07/06(月)21:48

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