白頭喜緯書

日  本  人  民  疎  太  虚
勤  労  若  蟻  親  穴  居
清  晨  上  班  領  薪  餉
深  夜  回  家  無  業  余
花  鳥  不  如  増  儲  蓄
存  金  未  勝  買  蝸  廬
漸  摩  到  老  住  新  屋
自  適  晩  年  喜  緯  書

    横書きで恐縮です。一応七言律詩のつもりですが。。。

  （訳）  日本人は太虚に疎く
          労働に勤しんで蟻のように穴居に親しむ
          早朝に出社して給料をもらい
          深夜に帰宅して勉強の暇がない
          花鳥は貯蓄を増やすにしかず
          貯金は未だ蝸廬を買うに堪えない
          漸く老境に至って新居に住み
          自適の晩年、緯書（未来を占う書）を喜ぶ