幽魂飛

        幽  魂  飛                                              
                                                                  
目  下  雁  群  共  往  飛
山  河  縹  渺  日  熹  微
不  知  彼  岸  同  春  景
一  路  無  言  望  適  帰
                                                                    
    上平微韻七絶です。横書で恐縮です。

    (訳)眼下には雁の群れがわたしと一緒に飛んでいく
          山河は縹渺として日の光がほのぼのと射している
          彼岸の春景色が (この世と) 同じかどうかはわからない
          一路無言にして、あるべき所に身を置くを望む


●記録者 鮟鱇 [h016.n078.nhk.or.jp]
●記録日 11/30(月)12:01

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