回文詩:朗吟豪

    回文詩:朗  吟  豪

                            朗            
                        湧      吟        
                    自              豪    
                詩                      快
                名                      酔
                    逃              陶    
                        外      陶        
                            世            


  回文詩です。次のとおり読んで、七絶平起式下平声四豪韻の詩になります。

朗  吟  豪  快  酔  陶  陶
快  酔  陶  陶  世  外  逃
世  外  逃  名  詩  自  湧
名  詩  自  湧  朗  吟  豪

(訳)  朗吟、豪快にして酔いは陶陶たり
        快く酔えば陶陶として世外に逃る
        世外に名を逃れれば詩おのずから湧き
        名詩はおのずから湧いて、朗吟すれば豪なり

(補足)
「世外に逃る」  =隠遁すること。ここでは、酔っ払って俗世間のことはどうでも
                  よくなること。
「名を逃れれば」=名を立てるの反対で、功名を立てるためにあくせくしないこと


●記録者 鮟鱇 [h016.n078.nhk.or.jp]
●記録日 12/24(木)11:07

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