第246回桃李7月定例句会披講

幼さを残すうなじや藍浴衣　  春愁

＜芳生（人）＞

＜柊（人）＞

＜馬客（天）＞

息子・孫全員男、うらやましい！

＜鈴居（天）＞

何となく艶かしい句にどうしてもひかれてしまいます。

青春や大夕立にずぶ濡れて  馬客

＜柊（天）＞

＜素蘭（地）＞

、、、、、、、、、、、、、

＜秋童子（天）＞

思い切りずぶ濡れになれるのも、青春ならでは、ですね。

たかぶりを浴衣の合わせ深くして  翔河川

＜柊（地）＞

＜白馬（天）＞

意味深にして色気あり。

＜春愁（人）＞

昂りを抑える心理、よく捉えている・・・

＜馬客（地）＞

五七五であらわす意味の深さ。

甲斐信濃きつぱり分かつ夕立かな  芳生

＜白馬（地）＞

豪快な着眼。中七が佳いですね。

＜英治（天）＞

語調がよい。

＜明子（地）＞

大きな景が描かれています。夕立の激しさも見えてきました。

爽爽と諸足洗ふ浴衣の子  素蘭

＜楽千（天）＞

浴衣気分と言うものがあればこうものだろう。

＜翔河川（地）＞

＜鈴居（地）＞

ジャブジャブ感がかわいい

夕立や露座の石仏半眼に   楽千

＜芳生（天）＞

夕立で石仏が半眼になっていると見立てた点が良いと思います。

＜翔河川（天）＞

浴衣の子うしろ姿の妻に似る  素人

＜芳生（地）＞

子供が成長すると、こういうことがありますね。

＜明子（天）＞

子の成長を嬉しく思う気持ちが伝わってきます。

投票所親子三代夏帽子  楽千

＜春愁（地）＞

18歳の孫も初投票、三代揃って投票所へ。健康な大家族の景・・・

＜英治（地）＞

健康的。

遊説の声聞き流し田草取る  芳生

＜素蘭（天）＞

　　一刻者のひとり炎昼

＜馬客（人）＞

どうせ何も変わりゃしねえさ。

藍浴衣近江の海を見てゐたり  芳生

＜英治（人）＞

近江には惹かれる。

＜明子（人）＞

木版画の一枚を見ているような．．．

＜鈴居（人）＞

創りすぎ感があるような、でもポスター風でイメージに共感。

やつぱりね開票速報冷奴  英治

＜春愁（天）＞

消去法で選んだ候補の当選確実、冷ややかな気分・・・

戦世へ歯車コトリ梅雨の闇  秋童子

＜楽千（地）＞

気づく事も無く誘導されてゆく闇の中。

えいやつと母の浴衣を手拭いに   楽千

＜秋童子（地）＞

思い出のいっぱい詰まった浴衣。でも・・・。

崩れないトランプタワーをとこ梅雨  春愁

＜素蘭（人）＞

　　紙のみぞ知る算術の夏

真剣に十八才の目梅雨晴間  明子

＜白馬（人）＞

本当に。大勢の１８歳がそうあって欲しい。

結んでと浴衣の紐の端持ちて  鈴居

＜楽千（人）＞

看取る者と看取られる者の絆。

夕立の煙る街見るバスの窓  柊

＜翔河川（人）＞

夕立を突つ切りマクドナルドへと  英治

＜秋童子（人）＞

ポケモンGOのファンでしょうか。