投句: | 楽千、素蘭、芳生、秋童子、松風子、白馬、殆繁、英治、翔河川、明子、鈴居、丹仙 |
選句: | 芳生、楽千、素蘭、春愁、英治、秋童子、白馬、翔河川、鈴居、松風子、明子、丹仙 |
今生の居場所と定め秋の蝉 楽千
雨風の少し緩めば秋の蝉 明子
腫ホCホ咾Cフ瓶モ渠盾フ壊 殆繁
避難するいとまの有りや穴惑い 白馬
神木の力枝折る颱風禍 明子
様々な物干されをり颱風禍 楽千
雨くればどこに隠れむ昼の虫 明子
大袈裟に怖がることも五分の虫 松風子
颱風禍その真ん中に在りしひと 白馬
颱風禍父は更地と言ひにけり 丹仙
鳴き絶えし無音の闇に秋の蝉 松風子
秋の蝉未完の絵巻携えり 翔河川
四海波荒ぶる地球颱風禍 素蘭
隙を突き解散いまと秋の蝉 秋童子
颱風禍有情無情を蹴散らかし 松風子
どの家も泥の狼藉颱風禍 芳生
どさくさに核武装をと地虫鳴く 秋童子
送直のсき竃しの倪トわULオ 殆繁