桃李百韻投稿室

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名残裏四句募集 : 丹仙(103/3/29 20:45)
Re:名残裏四句募集 : 茉莉花(103/3/29 21:03)
Re:名残裏四句募集 : 蘇生(103/3/29 21:21)
Re:名残裏四句募集 : 馬客(103/3/29 21:38)
Re:名残裏四句募集 : 真奈(103/3/29 21:47)
四は「力をも入れず活きる言の葉」 : 丹仙(103/3/29 22:06)


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名残裏四句募集
丹仙(103/3/29 20:45)

名残表 

折立 震災を悼むともしび雪地蔵    丹仙    晩冬 雪  釈教
二 六甲おろし遠汽笛鳴る       真奈     三冬
三 颯爽と応援の旗打ち振りて     浮遊軒   雑
四 夢な忘れそ明日は旅立ち      庚申堂   旅
五 年たけてまた相見むと交はす文   馬客    恋
六 愛の連結ゆるやかに解き      あずき   恋
七 思ひきりショートカットで街を行く ぽぽな   雑(恋離)
八 二分で決める祝賀スピーチ     茉莉花   雑
九 これがまあ満漢全席てふものよ   冬扇    雑  食物
十 右脳悩ます大魔方陣        茶墨    雑
十一 どうしても心のうちはあかせぬと 浮遊軒   雑 
十二 残る蛍は海をめざして      真奈    初秋 動物(蛍) 水辺
十三 星屑をひき連れ昇る月の舟    真奈    仲秋 月
十四 飛天の楽の響くさやけさ     千種    三秋 釈教  藝能
(裏移)
初  半世紀語るつれづれ去来の忌   茉莉花   晩秋 述懐
二  やむことのなき戦乱に世は    蘇生    述懐
三  電音の見知らぬ友に励まされ   千種    雑  人倫

につづく四句を募集します。無季の句で続けて下さい。できれば御一人あたり複数の投句をお願い致します。


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Re:名残裏四句募集
茉莉花(103/3/29 21:03)

> (裏移)
> 初  半世紀語るつれづれ去来の忌   茉莉花   晩秋 述懐
> 二  やむことのなき戦乱に世は    蘇生    述懐
> 三  電音の見知らぬ友に励まされ   千種    雑  人倫

ボトルの酒を分け合って飲む
対句のようなQとAなり


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Re:名残裏四句募集
蘇生(103/3/29 21:21)

> につづく四句を募集します。

 四六時中の都市のざわめき

 隣と交わす偶の挨拶


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749 [746] なし
Re:名残裏四句募集
馬客(103/3/29 21:38)


> 名残表 
>
> 折立 震災を悼むともしび雪地蔵    丹仙    晩冬 雪  釈教
> 二 六甲おろし遠汽笛鳴る       真奈     三冬
> 三 颯爽と応援の旗打ち振りて     浮遊軒   雑
> 四 夢な忘れそ明日は旅立ち      庚申堂   旅
> 五 年たけてまた相見むと交はす文   馬客    恋
> 六 愛の連結ゆるやかに解き      あずき   恋
> 七 思ひきりショートカットで街を行く ぽぽな   雑(恋離)
> 八 二分で決める祝賀スピーチ     茉莉花   雑
> 九 これがまあ満漢全席てふものよ   冬扇    雑  食物
> 十 右脳悩ます大魔方陣        茶墨    雑
> 十一 どうしても心のうちはあかせぬと 浮遊軒   雑 
> 十二 残る蛍は海をめざして      真奈    初秋 動物(蛍) 水辺
> 十三 星屑をひき連れ昇る月の舟    真奈    仲秋 月
> 十四 飛天の楽の響くさやけさ     千種    三秋 釈教  藝能
> (裏移)
> 初  半世紀語るつれづれ去来の忌   茉莉花   晩秋 述懐
> 二  やむことのなき戦乱に世は    蘇生    述懐
> 三  電音の見知らぬ友に励まされ   千種    雑  人倫
>
> につづく四句を募集します。無季の句で続けて下さい。できれば御一人あたり複数の投句をお願い致します。
> 四案 好奇心でもマリフアナはダメ
    掌にも出ている明日の幸せ


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Re:名残裏四句募集
真奈(103/3/29 21:47)


 力をも入れず活きる言の葉
 都市空間に風の息づく


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四は「力をも入れず活きる言の葉」
丹仙(103/3/29 22:06)

>> 初  半世紀語るつれづれ去来の忌   茉莉花   晩秋 述懐
> 二  やむことのなき戦乱に世は    蘇生    述懐
> 三  電音の見知らぬ友に励まされ   千種    雑  人倫

につづく四句として次の投句がありました。

1 ボトルの酒を分け合って飲む
2 対句のようなQとAなり
3 四六時中の都市のざわめき
4 隣と交わす偶の挨拶
5 好奇心でもマリフアナはダメ
6 掌にも出ている明日の幸せ
7 力をも入れず活きる言の葉
8 都市空間に風の息づく

一見して、4と7が印象に残りました。

4の「偶の挨拶」には俳諧味がありますね。「隣人」を「見知らぬ友」に配した「向付」です。ただし、「交はす」が、既に名残表五句にでているのが少々気になります。

7は内容的に実に良く前句の心に付いています。
「力をもいれず」というところ、字余りではありますが、気になりません。むしろ逆に、言葉の力強さを感じさせますね。古今集序文の俤をとって、四句は

  力をも入れず活きる言の葉

を頂戴します。


  隣は何をするひとぞかし

 


掲示板管理者 丹仙 : FlasH BBS Pro v1.40 [Shigeto Nakazawa]