十三 星屑をひき連れ昇る月の舟 真奈 仲秋 月に続けて次の句が投稿されました。1 村の芝居の主役引き受け 2 下界そろそろ牧閉ざす頃 3 露結ぶ野に遊ぶ影踏み4 かぜきき草のさやぎはるけく5 飛天の楽の響くさやけさ 6 風もないのに揺れるすすき野7 木の実降る降る公園の杜 8 身に入む風に科の夜語り名残表の最後の句となりました。この中では、5が良いですね。飛天とは仏を讃える天女ですが、月を仏の心とし、星くずを、それを讃える天女の楽になぞらえているかのようです。単独でも屹立した詩情を湛えている「飛天」の句を頂戴します。
[この記事の元になった記事です。 ] ▲ 名残表十四句募集 : 丹仙(103/3/29 09:54) [この記事に対する返事です。] 返事はありません。
▲ 名残表十四句募集 : 丹仙(103/3/29 09:54)
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