桃李百韻投稿室

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十四は 「飛天の楽の響くさやけさ」
丹仙(103/3/29 10:51)

十三 星屑をひき連れ昇る月の舟    真奈    仲秋 月

に続けて次の句が投稿されました。

1 村の芝居の主役引き受け   
2 下界そろそろ牧閉ざす頃   
3 露結ぶ野に遊ぶ影踏み
4 かぜきき草のさやぎはるけく
5 飛天の楽の響くさやけさ
6 風もないのに揺れるすすき野
7 木の実降る降る公園の杜
8 身に入む風に科の夜語り

名残表の最後の句となりました。
この中では、5が良いですね。
飛天とは仏を讃える天女ですが、月を仏の心とし、星くずを、それを讃える天女の楽になぞらえているかのようです。単独でも屹立した詩情を湛えている「飛天」の句を頂戴します。 



[この記事の元になった記事です。 ]

名残表十四句募集 : 丹仙(103/3/29 09:54)


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