和歌連作の部屋

通算一万首を目指しています。直前の和歌の言葉、こころ、匂い、響きなどをうけて自由に投稿して下さい。飛入歓迎。二重投稿や投稿ミスは気にせずに、続けてください。記事の訂正は、管理人が行います。和歌連作は相互主体性を重んじますので、同一作者の連続投稿は避けてください。


連作和歌作品集 桃李歌壇ホーム頁

連番:
短歌を書き込みます:

9469 > ウクライナ・ロシアとユダヤ・パレスチナ仲良くすれば平和は戻る(白馬) (1月3日 22時58分)

9468 > パレスチナ・ユダヤの民と手をとりて共に聴かなむ平和の歌を (丹仙) ーバレンボイムに倣ひてー (1月1日 00時01分)

9467 > 野の花や如何に育つか知らんむとて御友共にや原受肉聴く (時) (12月31日 13時16分)

9466 > 滝のごと枝垂れし桜千年の時超えゆきて風を孕めり (丹仙) (4月25日 13時47分)

9465 > 切株に息吹ける木の芽あまたなる母のごとに風吹きわたる(ひであき) (1月11日 15時14分)

9464 > 耄碌の身にも息吹ける春の風仰ぐ不二の嶺つねに新らたし (丹仙) (1月1日 09時15分)

9463 > インマヌエル原受肉ぞや人生の底の底にや秘められたるも (時) (12月29日 10時26分)

9462 > 大海を知らぬ我にも恵まるる沖天の星井戸の水底(晶) (12月23日 19時16分)

9461 > 聖母汲む井戸に降りたる空の星いまも輝く深き水底 (丹仙) (12月18日 10時12分)

9460 > 呼吸することも悦ぶこのいのち愛しくなりぬ降誕の歌 (晶) (12月10日 16時58分)

9459 > 耄碌の中にも息吹く創造の風に新たな船出致さむ (丹仙) (10月29日 10時33分)

9458 > 圧政に抗する君はフィレンツェにダビデの像を作り玉へり (晶) (10月8日 15時29分)

9457 > 功ある王もまた一人(いちにん)の罪あるものとダヴィデは歌ふ (丹仙) (9月26日 05時08分)

9456 > はまなすの紅き花びら吾が罪の洗わるるごと心よりゆく (れん) (6月12日 08時52分)

9455 > 原罪に余罪重ねて人類は神のしもべを放棄せむとす(やんま) (5月7日 22時39分)

9454 > 伊東屋に三十余年を勤めいる吾娘銀座のしもべとなりて(寂) (4月22日 21時41分)

9453 > 伊藤屋の袋小脇に闊歩する銀座通りは今春爛漫(ひであき) (4月20日 14時03分)

9452 > 貨物船長き水の尾引きゆける丘の眺めも春の爛漫(やんま) (4月17日 08時08分)

9451 > つくし野に一日あそべば遥かなるわがふる里よわが青春よ(寂) (3月30日 22時53分)

9450 > 一歩二歩止まりて一本二本摘む左手のなか土筆あふれて(ひであき) (3月29日 12時59分)

9449 > 見えてきた春満開の米寿峠ヨチヨチ歩きて一歩二歩三歩(水) (3月29日 10時42分)

9448 > 浮き浮きと遊び呆けて花の冷え母の形見の杖を突きつつ(やんま) (3月26日 20時15分)

9447 > 春寒き国境の街ゆきわかれ老母は祈るレントの夕べ (丹仙) (3月22日 16時05分)

9446 > 遠く来て出会いと別れふり返る春の訪れ待たれる夕べ(ひであき) (2月12日 08時24分)

9445 > 幾度の出会ひと別れ重ね来てけふ徘徊の春の寒さよ(やんま) (2月4日 11時01分)

9444 > 春待たずはるかな旅路ひとり発つ義弟かの日の握手の別れ(寂) (2月3日 22時29分)

9443 > ワクチンを受けるついでに街中を歩いてみれば春の兆しも(莉由) (2月3日 14時22分)

9942 > 巡り来る季節は早し一月の風に揺れゐるカレンダー(秀昭) (1月25日 17時51分)

9941 > リハビリの日課の散歩に巡る来る蓮池の風胸に冷たし(やんま) (1月18日 22時26分)

9440 > 今は亡き人思ひけり復生の山を映せし蓮池の冬 (丹仙) (1月12日 08時18分)

9439 > 12才で見たりしオリオンこの山にいつしか年余は66ねん (れん) (1月11日 08時41分)

9438 > 瞬ける星の命の冷たさよ漂う吾に銀河静まる(やんま) (1月8日 21時14分)

9437 > 街に垂るる大オリオンの四辺形数十憶の民を包みて(秀昭) (1月8日 20時08分)

9436 > 医師なれるひとの父君世を去りぬオリオンひときは大きくかかる  (れん) (1月3日 11時04分)

9435 > マスクして眼と眼を交はす吾(あ)と汝(なれ)は魂の医師ルカの書を読む (丹仙) (1月1日 00時10分)

9434 > 八十路にて大病を得て治療する術施すは平成の医師(やんま) (12月27日 21時37分)

9433 > 夭折のいのちの火影求めつつ昭和の水の相聞を聴く (丹仙)   (12月27日 10時19分)

9432 > 点らないストーブに尻と両手あて談笑する人昭和の残像(水) (12月24日 10時53分)

9431 > 晴れる日もまた曇る日も霊峰の気に包まれつ川は流るる(やんま) (12月16日 07時50分)

9430 > 黄瀬川に橋を架けたる礼聖の同行二人いまも続けり (丹仙) (12月12日 14時30分)

9429 > 行き止まり戻る落葉に見送られこの同行のいつまでつづく(ひであき) (11月16日 17時11分)

9428 > 道順をスマートフォンに問ひたればこの山道の最短路指す(やんま) (11月14日 15時41分)

9427 > 神村の希いききたりこの山の小さき祈り天にとどけと  (れん)  (11月7日 19時02分)

9426 > 隣人の「引っ越します」の挨拶に言葉浮かばず「お大事に」とのみ(莉由) (10月14日 15時59分)

9425 > 様々なコロナ文化を残しつつ何百回の事態終息(やんま) (10月10日 17時10分)

9424 > 生卵200回溶き納豆も200回混ぜいつもの朝食(白馬) (10月9日 22時08分)

9423 > この朝も納豆をかくごま油少し垂らして広がる思ひ (れん) (8月23日 06時21分)

9422 > 今生の山坂幾つ越え来たり一病息災納豆人生(やんま) (8月21日 16時03分)

9421 > 78ましきとしとなりにし生命なるみなぎわいきつ癌さなか  (れん) (8月14日 09時55分)

9420 > 湯豆腐の無味に滋味知る八十路よし半合酌んでみそひと文字を(水) (5月2日 14時16分)

9419 > 杖一本頼りて今日の万歩計八十路の徘徊帰路を急がず(やんま) (5月2日 08時41分)

9418 > こころよりたよりもなきかさびしきえ押しもどさるる頼りなき身は (れん) (3月5日 20時30分)

9417 > 淋しさに寄せ来る波も如月の光りを負ひて砕け散るかな(ひであき) (2月23日 10時56分)

9416 > 勧誘の旅の魅力に迷ひつつ暫し自粛と淋し返信(やんま) (2月20日 14時25分)

9415 > 旧友の「年賀欠礼」受けつつもこちらの訃報に触れず返信(莉由) (2月13日 12時36分)

9414 > 微笑みて感謝とともに眠るかな生死の切れ目なき友なりき (昌) (2月7日 16時02分)

9413 > 花をまた見られますかと問ひし君ひそと逝きけり寒のこの夜に (丹仙)同窓の友の訃報に接して (2月1日 20時33分)

9412 > 一歩づつ一息づつの余生かな亡き妹の思い出胸に(やんま) (1月30日 21時13分)

9411 > 白雪の富士久なれる思い出は吾が生れし月の二月めのまえ  (れん) (1月27日 23時52分)

9410 > 「天へ来て癌の痛みは消えました」やすらぎおぼゆ妻の遺影に(水) (1月18日 11時00分)

9409 > 抗がん剤投与の前の振袖の写真哀しや他人ごとならず (丹仙) (1月18日 09時40分)

9408 > 病む友に顔色いいねと言ひ帰る悲しき嘘の一日哀しき(やんま) (1月16日 09時30分)

9407 > この年の富士の姿のあらあらと白雪すこし悲しみせまる (れん) (1月12日 17時34分)

9406 > 幾たびの災禍にめげず筑紫次郎初雪の野を悠々とゆく(水) (1月6日 20時31分)

9405 > 西に富士東に筑波見晴るかし坂東太郎悠々とゆく(やんま) (1月6日 09時42分)

9404 > 一日は一生なりと過越して仰ぐ不二の嶺常に新たし(丹仙)令和三年正月 (1月1日 00時00分)

9403 > 霊峰は吾の心の支えなり雲より雪の降りつつ積もる(白馬) (11月20日 22時25分)

9402 > 霜月の空の裂け目に見る富士の雪少しなりけふも生きなむ (れん) (11月8日 18時08分)

9401 > 旅に生き旅に逝きたる芭蕉翁わが山旅のはたては何処(ひであき) (10月26日 13時06分)

9400 > 生も死もただ受け入れる他は無く趣味仰雲の今を愛しむ(やんま) (10月20日 15時27分)

9399 > ガンマーカー推移うらむことはなく野の百合のよう.淡々として (れん) (10月19日 23時25分)

9398 > 倍返してふ流行語吾知らず恨みつらみは捨てて心経(白馬) (10月14日 20時39分)

9399 > 今生の縁を戴き赤とんぼ今日様の風を恨まず(やんま) (10月10日 20時42分)

9398 > 倍返してふ流行語恨みつらみは捨てて心経(白馬) (10月4日 16時48分)

9397 > 妻と観るバンカー達の恩返し焦らす七日を今は楽しむ(北蒼) (9月21日 00時03分)

9396 > 今生の友良し酒佳し歌も佳しわが来し方のドラマ回想(やんま) (6月24日 22時26分)

9395 > テレビ消し新聞閉じて瞑想す吾が来し方の3分ドラマ(水) (6月20日 19時57分)

9394 > 消されたるライトの音に目覚めたるドラマのつづき最後まで読む(ひであき) (6月20日 16時26分)

9393 > 不器用に生きて貧乏恙無し眠り居る間にドラマ終焉(やんま) (6月16日 11時28分)

9392 > 蜜蜜のなかゆくがんの検診は迫らぬままに居眠りいくど  (れん) (6月8日 22時26分)

9391 > 床屋での密接おそれてセルフカット茫茫髪にハサミを入れる(水) (5月30日 14時31分)

9390 > 不器用に生きてこの世を渡り来し緊急事態を今日も徘徊(やんま) (5月28日 09時00分)

9389 > コロナ禍の感染者数死亡数人口比記すエクセルの表( 白馬) (5月27日 22時00分)

9388 > 斜交ひに話すマスクの君が笑み真正面の声を聞きたし(ひであき) (5月3日 17時12分)

9387 > 春マスク憂ひの顔を隠しゆくコロナの街に孤独なる群(やんま) (4月25日 23時20分)

9386 > WEB画面マスクに隠る汝(なれ)の顔我(わ)が顔も消しひたと見つむる(丹仙) (4月24日 14時11分)

9385 > パソコンのWEBカメラに紙をはる天声人語の警告通りに(水) (1月22日 16時25分)

9384 > プライドは無し納税の義務も無しけふうらうらと日向ぼこする(やんま) (1月22日 15時41分)

9383 > 「プライドが邪魔して」なんてジョークめく笑ひ飛ばせば済む筈のこと{シナモン) (1月20日 16時22分)

9382 > 手助けは「同情」でなく「非人情」でと諭されしこと今思い出す{莉由) (1月17日 15時56分)

9381 > その昔野獣の眼していたるラガーの友の車椅子押す(やんま) (1月13日 19時44分)

9380 > ふれあいの友おとずれり車椅子ファションのこと懐かしみきく (れん) (1月8日 07時12分)

9379 > 年重ね蘇りしは魂の触れ合いありし友垣のこと(莉由) (1月4日 23時19分)

9378 > 文枝さん名前見つけり癌やみて神のみもとで自由にあるらむ (れん) (1月4日 18時35分)

9377 > パソコンのテンに独居のごとく吾ゴーンのごとく自由に憧れ(ひであき) (1月3日 15時32分)

9376 > 今の世はヨセフ子守す吾もまた家族のために蕎麦用意せむ (丹仙) (12月31日 23時50分)

9375 > 人の皆襟立て歩く歳晩の街角飾る冬の花々(やんま) (12月29日 09時29分)

9374 > 柊木の白き木犀クリスマスに咲きをへむかもがん秘密なし (れん) (12月25日 22時01分)

9373 > セブンからテンのパソコンへ転居中60年来の秘密を断捨離(水) (12月25日 15時44分)

9372 > あれもこれも途中のままに年の暮れ売れ残りなるケーキ買ひ来し(やんま) (12月25日 08時33分)

9371 > 居場所なき吾はクリスマスメール書くイブの幸い.久の.祈りする (れん) (12月24日 22時40分)

9370 > ぬくしぬくとポケットの中手の居場所明日に向つてただ歩くのみ(ひであき) (11月29日 16時39分)

9369 > 我が居場所起きて半畳寝て一畳晴耕雨読般若湯など(やんま) (11月18日 23時22分)

9368 > 思索には茣蓙一枚も有れば足ると語りし人の笑顔忘れず(莉由) (11月18日 20時05分)

9367 > 哲学者風の言葉で相撲語る貴景勝の気骨さわやか(水)、倉ノ前 松、朝日歌壇10月6日、自作 (10月23日 16時04分)

9366 > とぼとぼと来て秋風に包まるる真昼の月の白の眩しさ(やんま) (9月29日 23時23分)

9365 > 秋来ぬと目にはさやかに見えねども<便座のひやりに>おどろかされぬる(水;リフォーム短歌) (9月29日 14時01分)

9364 > 旅立ちの日は遠からずやって来る今は蒔こうよパンジーの種(しなもん) (9月24日 06時25分)

9363 > 七十路を忘れし在家修道士活かされ生きる妙好の顔 (丹仙) (9月23日 07時31分)

9362 > 雷雨来て切れたネットの復元に苛立ちつつもこれが老いかと(莉由) (9月12日 00時59分)

9361 > しがみつく空蝉にある目の円ら夢の形見の皆上向ける(やんま) (8月4日 10時08分)

9360 > 一切を捨切る心十字架の道選びたる形見の茶筅 (丹仙) (7月10日 21時53分)

9359 > 朝顔の色を活けたる床柱利休のこころ我にありなむ(ひであき) (6月30日 17時03分)

9358 > 忍ぶれど生きて寂しき紫陽花の色に出でけり七色の恋(やんま) (6月20日 07時42分)

9357 > これを捨てあれも削りの日々なれど五七のリズムまだ生きている(莉由) (6月14日 15時53分)

9356 > 耄碌のうちにも創造ありといふ白頭翁の言の葉を噛む (丹仙) (6月11日 08時42分)

9355 > いつしかに晩酌の味忘れをり老人ホームはそんな場所です(シナモン) (6月9日 17時14分)

9354 > よんどころ無く飲む羽目になりたるも人情と義理の人の世なれば(やんま) (5月29日 20時36分)

9353 > 世の移り人の遷りも身に受けつ民の竈を見やる青帝(莉由) (5月3日 12時40分)

9352 > 夢の中また夢を見て新しき法説く君のまことうるはし (丹仙) (5月1日 08時41分)

9351 > ればたらの別な生き方考える夢の蕾のあれやこれやと(やんま) (4月27日 09時42分)

9350 > 桜なる蕾のさきに光るあり雨後の雫のちひさきをみつけ (れん) (4月21日 14時32分)

9349 > 記紀歌謡万葉集を卒論のテーマに選びし彼の日懐かし(莉由) (4月13日 23時48分)

9348 > 平成に馴染むことなき昭和っ子さて令和には居場所有る無し(やんま) (4月2日 07時19分)

9347 > 姉逝きて四半世紀の刻ながれ披く遺句集花びらの散る(シナモン) (3月31日 23時13分)

9346 > 移り来し家の前庭つくしんぼ見つけて思ふ姉なる人を (れん) (3月30日 20時58分)

9345 > この星の座り心地や土筆ん坊妹と摘みしは想い出の丘(やんま) (3月27日 09時18分)

9344 > 思い出のごとくに拾ふ桜貝忘れゐしこと数多こぼして(ひであき) (3月22日 16時11分)

9343 > 断捨離を流行り病の如くいふ捨てては拾ふ思い出の数(シナモン) (3月21日 23時41分)

9342 > 大切な人世にありし記念なり灯火ともす小さき御部屋 (晶) (3月21日 10時16分)

9341 > 献体より帰りしひとに白百合と聖書をそはすひとつ部屋のなか (れん) (3月16日 00時37分)

9340 > かなしみの聖母の指よ殉教の国へ伝道密行の供 (丹仙) (3月15日 18時44分)


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